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日々の雑感

忍びの里、伊賀の地より。オーガニックとは? 「本物」はどこに?

スローフード・ムーブメントに伊賀がつながること

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今日はイタリアで【食育】活動に取り組まれている
【源 GEN Genuin Education Network】の 齊藤さんが
伊賀・名張の農業者らを訪ねてくれました。

斎藤さんは【スローフード】の提唱者、...
【カルロ・ペトリーニ】が設立した「食科学大学」
(イタリア・ピエモンテ州)で学ばれた後、
「食」と食にまつわる様々なことがらについて
深く学ぶための仕組みづくりに奔走されています。

今夏、ミラノで万博が開催されるのですが、
この機会を生かして日本の食文化を世界に知ってもらうため、
現在、三重県内のいくつかの場所を回りながら、
世界に通用する「本物」探しをされているとのこと。
とりわけ、注目しているテーマは、「水」と「発酵」。

先月、伊賀牛の奥田さんからお誘いを頂いて
齊藤さんとお会いすることができ、そこで色々とお話伺うなかで、
伊賀・名張地域には結構沢山ネタがありますよ~、
という話をさせて頂いたところ、今回の訪問に。
いやぁフットワーク軽いです。

こちらもパンチの効いた、というか、こってり系というか、
そんな面子を揃えて迎え撃たせて頂きました。

昨日から5農場と飲食店2軒と自然食品店1軒。
それにしても、僕自身は皆さんそれなりに知っているつもりでも、
やはりこういう機会に現場を回らせてもらうたび、
いつもガーンと衝撃を受けます。
皆それぞれに本当にスゴイ。
あっちでもこっちでも学ぶことだらけです。

でも、とりわけ今回一番ビビったのは、やはり奥田さんとこ。
良い肉をとるための数々の努力。
とりわけ飼料として用いている多種多様な発酵資材。
牛の胃腸環境を制するものは肉を制する、
いやほんと、頭下がります。

かなりの多頭数なのに1頭ずつ名前をつけて
それぞれに深い愛情をそそいで。
牛たちの穏やかでおとなしいこと。
それを自分の店で直売し、レストランで食べてもらう。
いやぁ、なんか命と向き合う緊張感ハンパない。
牧場をしきっている弟と、経営~販売を一手に背負う兄貴と、
いやぁ本気の家族経営ってすごいなぁ。
そして人だって着々と育てている。

ぽっと出の僕のような生産者/経営者からしてみれば
その時間の積み重ねの分厚さに
ただただ頭が下がるばかりでした。

でもやるぞー。

皆さんの取り組み見て、
自分もまだまだ頑張って
しっかりした仕組みづくりをしていかねば、と。

こうして与えられた国際交流をきっかけに、
この伊賀地域全体がどんどん熱くなっていけばいい、
そうして各地で本気で取り組んでいる人たちが
そうした熱意でつながって、農業の世界、食の世界を
もっともっと豊かなものにできればいい。

【本物】を大切にする世界を着実に実現していきたい、
そんなことをますます強く思うようになりました。

よっしゃ、皆さん、がんばっていきましょう!!
今日は本当にありがとうございました。