教えること
今日はこれから奈良県宇陀市にある
(有)山口農園さんが運営する
「オーガニックアグリスクール」で講義。
お邪魔させてもらうようになって、4~5年になるでしょうか。
卒業生から伊賀ベジ・へんこに就職した人もちらほら。
内容は植物生理や肥培管理に関する
科学的な基礎知識(リテラシー)を
身につけるための概論的なものです。
伊有協で「理科勉強会」と称して6年やってきた
2時間×6回の連続講座の圧縮バージョン。
光合成や有機物合成の基本、
植物体内の水循環、水に溶ける、
自然界の有機物の循環のことなど、
栽培管理をしていくうえで欠かせない理科の基礎知識を
バラバラなままでなく、
互いにしっかりつながった、生きた体系、知恵、
すなわち「マンダラ」として消化してもらうことを狙います。
さぁ、今日はどうなるだろう。
4月からの受講生が13人とのこと。
どんな人がいるのかなぁ?
如何せん最近は生産現場から離れているので
植物に対する愛みたいなものをきちんと伝えられるかどうか、
自分を乗せていくのがなかなか大変かもしれません。
むしろ業界マンダラ、流通戦略のことなんかを
中心にしたほうがよいかなぁ、などと考えながら。
心身の調子がもう一つなんでどうしようかな、
と思う部分が無きにしもあらずだけど、
まぁ何とかなるか…。
結局僕の場合、こうやって自分が蓄えてきたものを
出来る限り丁寧に、惜しみなく与えることに
命を張ってるのかもしれないす。
伝えても伝えてもなかなか伝わらんことが多いけど。
数撃ちゃあたるってのもあるからね。
100人居て一人でも本当に心を動かすことができれば勝ち、
いつもそんな風に思って、身を削ってきたので。
高校で物理教えてきた時も、
スタッフに仕事を教える時も、
文章書いてる時も。
馬鹿だなぁと思うけど、それが僕。
そっちのほうが楽しいんだもん。
さ、でかけよ。
(山口農園オーガニックアグリスクール)
(講義の様子の動画などを紹介)
(伊有協の理科勉強会の資料など)
H25理科勉強会 春 資料 - 伊賀有機農業推進協議会