日々の雑感

忍びの里、伊賀の地より。オーガニックとは? 「本物」はどこに?

修羅ってこんな感じ。

最も優先すべきはビジョン。目の前にいる人物は自分の会社を一つビジョンに近づけてくれる人物なのか否か。実力不足の自分の器や組織の範囲で採用や組織づくりをしていたら、本当に叶えたいビジョンを実現させることなんてできるはずがない。

 

 

ヒト、モノ、カネじゃない。全てはヒト。ヒトが全て。これからほんとに強い企業を作りたいなら、優秀な人材をとにかく迎え入れないといけない。企業の到達点の高さは全てそれで決まる。

 

 

 

多様かつ優秀な人材をどれだけ巻き込めるか。そしてそうした一筋縄ではいかない多様な人材を使っていかにスピード感を持って、いかに一枚岩になって経営ができるかどうかで全て決まる。

 

 

多様性な人材を一つにまとめていく。これはある種の矛盾。当然ながら、強固なカルチャーとダイバーシティは相反する。

 

 

この矛盾を超えていくには、経営陣の能力を高めること。結束を深めること。加えて仕組みや制度の力を最大限用いること。これしかない。これができれば許容できるダイバーシティの範囲が広がり、より強い組織にできる。

 

 

note.mu

 

 すげぇ。

若きベンチャー経営者、大したもんだなあ。
こういうことを堂々と言って、実践するってのは
本当に尊敬に値する。

僕自身、世界がこうなればいいなぁ、
と思い描く形を追っかけていくうちに
思いもよらぬところに運ばれていってる。
頭も気持ちもなかなか追いつかない。
ただ、事態はどんどん動いていく。

気付いてみれば、「素朴な」有機農業者というより、
「ギラギラした」ひとりの企業経営者になっている自分を
受け入れなければならなくなってきた。

学ばなければならないことはどんどん変わっていく。
ほんの少し前までは土壌や植物生理をきちっと整理し、
生産技術にフィードバックすることに
集中したいと思っていたのだけれど、
今はそれだけではどうにも追いつかないことを知っている。

もちろん、生産の基盤はいつだって大事だ。
だけどさらにその基礎になる部分を
つくらなきゃいけないんじゃないか、
そんなことを考えているうちに、
こんな修羅の道に足を踏み入れてしまった。

周りはどう思うかは分からないけれど、
これって決して気楽なものではないし、
身を引きちぎられるような思いをすることだって数限りなし。
それでも、自分に見えたものを形にしていくためには
こうしていくしかない、ってことなんだ。

それを苦しいと思うより、
いっそ楽しめるようになろうと決めた。

いいんだ。いいたいことをいえばいい。
僕は僕でこんな自分を引き受けるしかない。
今はどんどん心を開き、
ちっぽけな自分なんてぶち壊されても、
スゴイ奴等に触れていくことが大切なんだと思う。

世界は動いていく。
これから農と食の業界が変わっていくには
もっともっと突きぬける若い人材が必要になる。

でも、きっと時間の問題なのだとも思ってる。
少しずつ、下地はできていっている。
これからぐっと動くはず。

僕には僕に与えられた役割がある。

さぁ楽しもう。