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日々の雑感

忍びの里、伊賀の地より。オーガニックとは? 「本物」はどこに?

うちらの業界に必要な人材

示唆に富む記事だ。

今、自分が考えていることとぴったり一致してくる。

 

世界各国の現地が求めている人材像は、より具体的な、即戦力です。実際、現地の担当者が求めているのは「ローカル適合人材」といえるような現地に熟知した専門家人材や、「グローバル統合人材」というような世界水準の専門知識・技能を持つ専門家人材であることが、これまでのヒアリングから浮かび上がってきました。

 おそらく、いわゆるグローバルリーダー、つまり多くの企業がゼロから育成しようとしている国際的な経営幹部候補、全世界の事業を運営できるような事業責任者は、確率論的な要因でしか生まれ得ません。つまり、育成しようとして簡単に育成できるといった性格のものではないのです。

 グローバルリーダーと呼ばれるような、いわば特異点的な人材は、ローカル適合人材、またはグローバル統合人材として成果を出したのちに、そのなかの選ばれた、幸運な一部が、グローバルリーダーとして見出されるのだと、私は考えています。

 

「ローカル適合人材」とは、現地市場、ある国や地域の特性に精通し、その場所の特殊性に対して適切な打ち手を立案できる人材です。

 現地の言語を理解するのはもちろん、その文化や風土、制度などに精通し、現地のネットワークを持っています。そしてその能力を用いて、自社の事業をその場所に浸透させる力を持った存在です。

 

 彼らは、グローバルである必要はありません。もちろん、充分な共通言語、例えば英語の能力は必要となるでしょう。自社の文化やビジョン、戦略について理解してもらう必要はあります。さらにこうした人材に第一に求められるのはその現地の理解であり、世界市場の理解ではありません。逆に極めてドメスティックな人材であることが求められます。

 

 

一方、いわゆる世界を股にかけて腕一本で勝負できる「グローバル統合人材」は、なんらかの世界水準の技術・技能を持ち、特定の業務を世界のどこででも遂行できる専門家です。彼らはプログラミング言語やデザインや工程管理などの特殊能力において一流であり、そうしたいわば人工言語を高度に用いる力により、他の専門家から認められる存在です。

 世界で活躍できる「持ち運び可能」な技能を持つ人は、国境を越えて活躍することができます。プログラマー、エンジニア、そしてデザイナーはその最たる例かと思います。もちろんそれは、どのような技能でも同様です。例えば、一流のプロスポーツ選手、芸術家、音楽家、そうした方々の技能が国境を越えて評価されるのはわかりやすい例です。

 

business.nikkeibp.co.jp

 

食と暮らしを支える新しい仕組みを考えるうえで、

生産現場から食卓までをどのように

ネットワーキングしていくかがこれからの課題。

 

リンク先の文章において、

「ローカル」を生産や物流、販売の現場、

「グローバル」を業界(サプライチェーン)全体ととらえるれば

これから僕らが必要とする人材のイメージが描ける。

 

「ローカル適合人材」(感性に優れ、地域に根付く人脈を持つ人)

「グローバル統合人材」(何らかの技術に秀でた職人)

そのどちらか(あるいは両方)で頭一つ抜けた実績を出してきた人間だけに、

全体を俯瞰し、統合していくリーダーの役割が与えられるということ。

最初からリーダーになろうとする人間にろくなのおらん。

 

経営コンサル、6次化プランナーとかいった職種や

農政官僚などを見ていてひどい幻滅を感じることが多いのは、

積むべきキャリアを積んでいない人間が

落下傘降下でディテールを欠いた御説を唱えるからだ。

 

この混沌とした時代情勢の中、

優れたリーダーが必要なのは間違いない。

だけどそうした人材が育つかどうかは、

まさに「縁」のもの。

 

自社の未来に短期的に、そして具体的に貢献できる人材を育成する仕組みの中から、結果的にグローバルリーダーが確率論的に生まれてくることを期待する方が、よっぽど成果につながるではないかと、私は常々感じているのです。

 

こつこつやっていきましょう。

それが一番の早道。