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日々の雑感

忍びの里、伊賀の地より。オーガニックとは? 「本物」はどこに?

「力」による支配・被支配の関係を脱するために

陰転じて陽と成す。

 

自分を取り巻いてきた諸々のつながりが

堰を切ったように連鎖的に破綻を来たし、

ボロボロと崩落していく様子を

ただ凝視し続けていた日々。

 

そうして、ふと気付けば、

静まりかえった世界のなかに、

ゆっくり、ゆらゆらと、

深いところから浮かび上がってきた

裸の自分の存在を感じている今。

 

大丈夫か?

常識からかけ離れたところで、

ただ自分と、そして世界を見つめて、

じーっと考えつづけて。

その「ものぐるほしさ」が

時折怖くなってきたりはするけれど、

やはり僕は僕を受け止め続けるしかない。

 

だって、僕自身が生きる原動力を失えば、

僕から産み出される事業もくそもありえないのだから。

「生きる」こともちゃんとできていないくせに、

右から左へ、淡々と何事か処理をし続けることに

一体何の意味があるというのだろう?

 

自分のなかの基礎エンジン(=こころ)のモデルチェンジ。

そのタスクに全力を尽くすうちに

徐々に、明確に、理解されてきたこと。

 

それは、僕はもう、「力」によって、

支配したり、支配されたり、

そういうのは沢山だ、と感じていること。

 

「力」とは人と人とのあいだを

行き来する交換媒体の集積のこと。

 

暴力(物理的な力)の集積が国家に。

互酬の集積がコミュニティ(家族・ムラ)に。

言葉の集積が知に。

お金の集積が資本に。

 

(※詳細はこちら⇒ http://murayama-farm.sakura.ne.jp/old-kunis/zakkan/04_01.html#0401161

 

「力」が産み出されるのは避けがたい事実。

人や自然のネットワークのなかを

様々な媒体が流れゆくあいだに、

それが素早く駆け抜けたり、集積したりすることは必然。

いのちとはそうした脈動そのものなのだから。

 

問題になるのは、「力」の使い方だ。

支配し、支配される、その関係を構築するために

「力」を使うことはもうやめないか?

そういう事態を受け入れたり、強制するのは

もはや「老害」と呼ばれるべき感性なのではないか?

 

本当の意味で独り立ちできず(親離れできず)、

何かに依存しなければ生きていけない、

弱きものたちの悲しき悪習を

今はひとつ、ひとつ解放すべきところに

立ち至ってきているのではないかと感じる。

 

自らを否定するもの(カオナシ)は他者を否定する。

でもどうしたって否定しきれない真の己の存在が

魂の奥底から切ない怯えの声を上げるから、

その怯えを「力」によって押し付けるのだ。

 

もう、怯えに支配されたくない!!!

 

怯えるひとは闇のひと。

いつだって、しれっと被害者を演じ、

いつだって、しれっと言い訳をし続けてしまう。

べっとりと相手に「罪」をなすりつけて、

そいつを真に受けてしまう弱みにつけ込んで

その力を奪いとり、利用しようする。

 

そんな輩をもう許さないようにしよう。

 

そりゃ、今はまだ、

「力」による支配構造を基軸にした社会を信じ、

しがみつき、しゃぶりつき、

その延命を図るひとたちがいて

彼らはヒステリックに正義や正当性を叫び続ける。

 

Yeah, You are right.

You are Justice.

But... Who cares.

 

でも、今はただ、

社会や地球生態系といった

僕らを包む大きないのちの集積体が

もっとも豊かな形で実現されるように、

僕らの間を伝わっていく、

様々な媒体の流れを加速し、

さらに自由な表現の展開を

許していくべきではないだろうか?

 

こころの叫びが聞こえる。

 

いかに多くのひとたちが

内なる子供の声を黙殺し、

力に帰依し続けようとしていることか。

 

僕らは今、彼らをも支えていけるよう、

こころ=根っこを、

しっかりと地に張っていくだけだ。

地中に風が吹き抜け、潤いが与えられるように。

 

こころ(=根っこ)の育たない大地に

実り豊かな森が育まれることはない。

 

May Love and Peace Prevail...

 

私に編されないで。

 

私がつくろう顔に編されないで。

 

私は仮面を、
千の仮面を被っているから、
それを外すのは怖くて、 
どれひとつとして私じゃない。

 

うわべを飾るのは、
第二の習性となった技巧、
でも編されないで、 
お願いだから編されないで。

 

あなたに、私は大丈夫という印象を与える、
すべては順調で、私の内も外も静かに落ち着いているという、
自信が私の名前で、クールなのが私のゲームといった、
水面は穏やかで、私は指揮権を握っているといった、
私は誰も必要としないといった。

 

でも私を信じないで。

 

表面は穏やかに見えても、
表面は私の仮面、 つねに変化し、
つねに姿を隠す仮面。

 

その下に安心の字はない。
その下には混乱と恐れと孤独が居座っている。
でも私はそれを隠す。
誰にも知られたくない。

 

私の弱みや恐れがむき出しにされると考えるだけで、
私はうろたえる。 

 

だから私は血迷ったように隠れ蓑を付ける、
何気ないふうな、洗練された見せかけの仮面を、
うわべを飾る手助けをしてくれる、
見抜いているといった眼差しから
私を守ってくれる仮面を。

 

でも、そんな眼差しこそが私の救済。
私の知る唯一の希望。

 

つまり、もしその後に私が受け入れられるのであれぱ、
もしその後に愛があるのであれば。

 

それは、私を私自身から解放してくれる唯一のもの、
私の自分で築き上げた牢獄の壁から、
私があんなにも丹精込めて作った砦から。

 

それこそが、私が自分自身に確証できないものを、
確証してくれる唯一のもの、
私にもじつのところ何らかの価値があるのだと。

 

でも私は、このことをあなたに言わない。
あえて言わない。怖いから。

 

私はあなたの眼差しの後に受け入れが、
その後に愛が伴わないのではと恐れる。

 

あなたが私を劣っていると思うのでは、
あなたが笑うのではと恐れる、
あなたの嘲笑は私を殺すのだから。

 

私は、結局のところ何者でもなく、
ただ駄目な人間であることを恐れる、
あなたがそれに気づいて、
私を拒否することを恐れる。

 

だから私は私のゲームをプレイする、
命がけの、扮装ゲーム、
表に確信のうわべをつくろい、
内なる子どもは震えている。

 

そうしてきらびやかな、
けれど空虚な仮面のパレードが始まる、
私の人生は前線となる。

 

私は無為に、ロあたりのよいうわべだけのおしゃべりをする。
本当のところどうでもいいことは、全部あなたに話す。

 

本当に大切なこと、
私のなかで泣いているものについては、
何ひとつ話さない。

 

だから私が私の決まりきった私を演ずるとき、
私の言っていることに編されないで。

 

どうか注意深く聞いて、私が言っていないことを聞いて、
私が言ってみたいことを、
生き延びるために言わなくちゃならないのに、
私が言えないでいることを聞いて。

 

私は隠れたくない。

 

うわべだけのいんちきゲームはしたくない。

 

そんなゲームはやめてしまいたい。

 

私は本物で、自然で、私でありたい、
でもあなたが助けてくれなくちゃ。 

 

あなたの手を差し伸べてくれなくちゃ、
たとえそれが、私が一番嫌うことのように見えても、
私の目から生ける屍のうつろな凝視を拭えるのは あなただけ。

 

私を生に呼び戻せるのは、あなただけ。

 

あなたが親切で寛容で励ましてくれる時
いつも、 あなたが本当の気遣いから理解しようとしてくれる時
いつも、 私のこころに翼が生え始める、
とっても小さな翼、 とってもかよわい翼、 でもそれは翼
私の感情にふれるあなたのパワーで、
あなたは私に命を吹き込める。

 

あなたにそのことを知って欲しい。

 

あなたが私にとってどんなに大切か、知って欲しい、
あなたは私という人間の創造者、
そう、真面目な話、創造者になりうることを、
もしあなたがそうしたいのならぱ。

 

あなただけが、私がその後ろで震えている壁を取り崩せる、
あなただけが、私の仮面を取り払える、
あなただけが、うろたえと半信半疑の私の影の世界から、
私の孤独な牢獄から、私を解放できる、
もしあなたがそうしたいのならば。

 

どうかそうして。

私をやり過ごさないで。 

あなたにとってやさしいことではないはず。

自分は役立たすとの久しい確信は、強大な壁を築く。 

 

あなたが私に近づくほど私はより盲目的にはね返すかもしれない。 

それは不合理なこと、 だけど本に書かれている人間とは違って、
しばしば私は不合理。

 

私は欲しくてたまらないまさにそのものに対して闘いを挑む。

でも愛は強大な壁よりも強いと人は言う、
そしてそこに私の希望はある。

 

どうかその壁を打ち壊して、 堅固な手で、
でも優しい手で、 子どもはとても敏感だから。

 

私は誰、とあなたはいぶかるかもしれない?
私はあなたがよく知っている人。

私はあなたが出会うあらゆる男だち、
あなたが出会うすべての女たちなのだから。


(内なる子どもを癒す―アダルトチルドレンの発見と回復)
1997/9/25
チャールズ・L. ウィットフィールド、 Whitfield,Charles L.