「仕事が苦しいのは、自分が無能だから」と思うな
女装の東大教授、安富さん。
この人の話はとても分かりやすい。
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落ちこぼれた人にしか分からない話?
でもスケールフリー則を踏まえれば
社会の圧倒的多数は「落ちこぼれ」ではないか?
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減点法によって植え付けられた罪悪感を自覚し、
そこから離脱できるといいのだけれど。
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以下適宜抜粋
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◎働く男性が心の病に苦しむケースが増えている
◎見えない何かに取り囲まれている感じなんですよね。
むしろ、それらを守ることに必死になっている
~ その根幹にあるものは、「罪悪感」
◎学校教育では、理解できないものを、
理解できないまま、「こういうものなんだ」
と思い込まされる。これが蓄積されていくと、
「理解できない私が悪い」という罪悪感が育ってしまう
◎(落ちこぼれた人が学校で身につける能力は)
「難しそうな話が分からなければ、
それは自分が馬鹿だからだ、と思う能力」
「訳が分からないけれども、答えてみせる能力」
「大人しくじっと座り続ける能力」
◎会社に入る準備が完了
自発的に隷従
~それを他人にも強制する「監視役」としても機能
◎罪悪感は、社会のシステムの根幹部分です。
例えば、立場上、やらないといけない役があるとします。
役を果たせば、立場が守られる。
◎日本人は立場を失うと、尊重されなくなります。
立場を失えば、何をされても文句は言えない
という状態になる。それが恐ろしくて、
みんな立場を守り抜こうとするんです。
◎世界各国それぞれに、
形の違う「罪悪感発生システム」がある
中国ならばメンツ主義
~ ほかの国では、契約社会だったり、
幸福で前向きなふり社会だったり
◎自分自身の中にある
「罪悪感発生プログラム」と向き合い始める。
ここが、息苦しさから抜ける第一歩
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最近、社会を底流から動かしている
「磁場」がどのように構造化されるのか、
物性物理学、自己組織化などの観点から
いろいろ捉えなおしてみています。
日本の社会は右へ倣えを固定化する
「強磁性体」っぽい挙動が目立ちます。
個々のエネルギーを上げて温度を上昇させ
「常磁性」を目指すべきかなぁ、と。
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僕らの描く未来の社会、そしてそれを支えるべき
基礎インフラはどのようなものか?
人間の「関係」とはいったい何なのか?
家族や企業の在り方、人材育成、
流通ネットワーク構造などについて
おもちゃ箱をひっくり返した有様のなかで
自分の軸を確かめ続けています。
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いのちを大切にする、こころある社会とは?