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日々の雑感

忍びの里、伊賀の地より。オーガニックとは? 「本物」はどこに?

水のように

運転免許の更新、ギリギリに迫ってきたので

津にある運転免許試験場へ。

 

運転中の携帯通話のため、

長らくキープしていたゴールド免許からは陥落。

2時間の講習会、久しぶりに学校の授業を受けるような感じで

まじめに話を聞いたり、ビデオを見たりして。

 

交通社会の一員として、心にゆとりをもって、

少し先を予測して、周りの人に気を配って安全運転を。

それはもちろんそうですよね。

 

講師の先生は漫談調で、時折聞き取れないくらい

小さな声で早口で話し続けるけれど、

誰も聞いてなくたって構わない、独演会という感じ。

 

カリキュラムのなかには運転心理傾向テストなども。

前の車がブレーキ踏みすぎるとイライラするか?

といったような心の傾向や乱れを把握し、

意識して注意するようにしてください、だって。

 

じゃあ、イライラしないようにするにはどうしたらよい?

怒りをぶつけるようなみっともない行動は恥、

常にしゃきっと、泰然といられるようにしましょう。

でも自分にそう言い聞かせ続ければ変われるもの?

 

ビデオ観賞は、交通事故によって引き起こされる

人間ドラマ「償いの十字架」を30分近く。

加害者も、被害者も残された家族もろとも、

不幸な人生にまっしぐらに堕ちていく、

そんな様子をリアルに描いていました。

 

「僕は一生を賭けてこの罪を償っていく…」

という最後のセリフが教室に響いたあと、

余韻を残したまま、

「それではみなさんお疲れさまでした。」

とそのまま解散。

 

あぁなんか古き良き日本?

 

事故をなくすには、人の心を動かすこと。

それはなんというか、よーくわかる。

でも免許更新に来る膨大な数の人たちに

この暗ーい「脅し」を流し続けることが

本当に一番有効な効果を得られるのでしょうか?

 

運転も一つの「業」、「道」だ。

 

山の昇りかたはいろいろ。

もっと心を自由に解放して、のびのびと、

車を運転できることの楽しさを分かち合って、

運転はこっちのほうがいいよね~、合理的だよね~、

ってならないもんだろうか、などと思ったり。

 

事故の背景には、貧困だったり、高齢化だったり、

運転者の心と身体の余裕をなくすような

いくつもの要因があるように思うのだけどなぁ。

 

すべての道は繋がっている。

 

で、ともあれ、免許。 

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帰りがけ、ちょこっと寄り道。

香良洲の浜。

久しぶりの海。

海は広いな大きいな。

こころに抱えていた沢山の荷物を

さぁーっと流してきました。

 

そうそう、僕の人生のそれなりの部分は

海のそばで進行していたのだったなぁ。

横浜の港、小田原の河口、湯河原の海水浴場、

メキシコ湾の白い砂浜、バンクーバーの島々…

記憶がさーっとつながっていく。

 

しっかりしなくていいかなぁ。

 

僕の暮らしは形を変え続け、流れ続けてきたし、

きっとこれからだってそうなんだろうなぁ。

淀みなく、絶えず流れ続ければいい。

 

僕は世界を経巡る【水】になりたい

 

ふと、そう思いました。

 

何か取り戻した感じ。

 

生きよう。

 

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